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2021年12月25日土曜日

Trados のエラー

最近は Memsource、Translation Workspace XLIFF Editor、XTM、ATMS などを使用する案件が続きましたが、 久しぶりに Trados 案件が来ました。

ある朝、起きてみると、Windows Update があったようで、マシンが再起動されていました。Windows にログインして Trados を立ち上げ、作業中のファイルを開こうとすると、次のようなエラーが表示されて、ファイルを開くことができません。

SelectedTab cannot be set before the pane has been added to a panes collection

Google 検索で見つけた対処法は、[表示] メニューの [ウィンドウのレイアウトを元に戻す] をクリックすればよいというもの。10年も前の投稿でしたが、効きました!

表示されたエラーを読んでも何のことかわからないし、Trados を再起動しても、Windows を再起動しても治らないし、最悪、Trados の再インストールか、と焦っていたので、本当に助かりました。

これを機に、Trados Studio 2019 SR1 を SR2 にアップデートしました。

2017年9月4日月曜日

Trados でのタグの挿入方法

原文のタグを訳文に反映するには、いくつかの方法があります。

1) もっともオーソドックス(?)な方法は、Ctrl+Alt+↓ でドロップダウンリストを表示して、目的のタグを選択する方法。

2) 1) の応用として、開始タグと終了タグのペアを一度に入力する方法があります。先に訳文を入力し、タグで囲む部分を範囲選択してから、Ctlr+Alt+↓ を押します。表示されたドロップダウンリストから目的のタグを選択すると、開始タグと終了タグを一度に入力できます。

3) 原文分節全体を訳文分節にコピーしちゃいます(Ctrl+Insert)。タグも全部コピーされるので、必要な訳文を入力しながら、原文を削除していきます。
1 つの分節に含まれるタグの数が多いときには、タグを 1 つずつ、または 1 ペアずつ挿入するより速いです。

4) Copy Tags アプリを利用すると、原文分節のタグだけを訳文分節にコピーできます。原文を削除する手間が省けます。ただ、このアプリにも欠点があり、訳文分節に訳文が入力されていない状態でないと動作しないようです。

5) もうひとつありました。Ctrl キーを押しながら、タグをクリックする方法。

2016年5月5日木曜日

TRADOS から Microsoft 用語検索を直接利用する

Windows Server の UI 用語が多数登場する原稿が来ました。こういう時に便利なのが、Microsoft ランゲージ ポータル です。このページの「用語検索」で、Microsoft 製品の UI 用語の訳語を確認できます。

そして、Weblookup! を利用すると、さらに作業が簡単になります。Weblookup! については、以前の記事 「TRADOS Studio 2011 から 2015 へアップグレード、Web Lookup! をインストール」でご紹介しましたが、TRADOS Studio 2014 および 2015 で使えるプラグインです。Microsoft ランゲージ ポータルに限らず、Google 検索をはじめ、TRADOS から直接、多数のサイトで用語検索ができます。

TRADOS で用語をネット検索したいとき、通常は、調べたい用語をコピーして、ブラウザの検索ボックスにペーストして検索しますよね。Weblookup! を使うと、このコピペの手間が省けます。

たとえば、TRADOS で作業中に Microsoft ランゲージ ポータルで用語を検索したい場合、TRADOS のエディタ画面で調べたい用語を選択し、右クリックして [Weblookup] を選択するか、Alt+F8 を押すだけで、Microsoft ランゲージ ポータルで用語検索ができます。

これを実現するには、Weblookup! に少々手を加える必要があります。

Weblookup! には、すでに「Microsoft Terminology」が登録されていますが、デフォルトの状態では日本語の検索ができないので、「Microsoft Terminology」の URL を次のように変更する必要があります。

https://www.microsoft.com/language/ja-jp/Search.aspx?sString={phrase}&langID=ja-jp

具体的な変更手順は、前の記事 を参考にしてください。


2016年1月26日火曜日

TRADOS Studio 2011 から 2015 へアップグレード、Web Lookup! をインストール

ひさびさに TRADOS をアップグレードしました。TRADOS Studio 2014 は見送ったので、TRADOS Studio 2011 から 2015 へのアップグレードです。

Studio 2011 から 2015 へ直接アップグレードすることはできず、いったん 2011 から 2014 へライセンスのアップグレードを行い、それから 2015 へアップグレードする必要がありました。2014 から 2015 へライセンスのアップグレードを行うと、2015 のアクティベーションコードが表示されます。

これでようやく Studio 2015 のファイルをダウンロードできました。

ダウンロード後、インストールして、Studio 2015 を起動。先ほど表示されたアクティベーションコードを入力。これでインストールは完了。

Stuido 2011 から Studio 2014 へライセンスをアップグレードする必要はありましたが、2014 をインストールする必要はありませんでした。

Studio 2011 Freelance Plus から Studio 2015 Freelance Plus へのアップグレードは 38,000 円でした。

Stuido 2015 のインストール後、Studio 2011 を起動してみましたが、無事に同時起動できました。


★ Weblookup! プラグインをインストール

Weblookup! プラグインは、TRADOS Studio 2014 および 2015 で使用できるプラグインです。TRADOS のエディタ画面で単語を選択して右クリックし、コンテキストメニューから [Web Lookup] を選択すると、インターネット検索で単語を調べられるというもの。

Weblookup! は ここ からダウンロードできます。

TRADOS を起動したままだと正常にインストールされないので、TRADOS を終了してから、ダウンロードしたファイルをダブルクリック。これでインストールは完了。

TRADOS を起動すると、[表示] タブに [Web Lookup Results] アイコンが表示されています。



このアイコンをクリックすると、エディタ画面の下に [Web Lookup] ペインが表示されます。ペインの右上角の画鋲のアイコンをクリックすると、浮動表示になり、好きな位置へ移動できます。



TRADOS エディタ画面で調べたい単語を選択して右クリックし、コンテキストメニューから [Web Lookup] を選択すると、[Web Lookup] ペインに検索結果が表示されます。

デフォルトのままでは、英語の検索結果が表示されるので、訳語を調べる役には立ちません。そこで、[Web Lookup] ペインの左側にずらりと表示されている検索サイトリストの最後までスクロールして、[Settings] をクリック。[Define Web Lookup Methods] ダイアログが表示されます。



私は Google 検索をよく使用するので、まず、ダイアログ左端の上向き矢印を使用して、[Google Search] をリストのトップへ移動します。
Google Search のデフォルトの URL は https://www.google.com/#q=%22{phrase}%22 になっています。これを、たとえば、次のように編集します。

https://www.google.co.jp/search?q=%22{phrase}%22+意味

これで、日本語の検索結果が表示されます。{phrase} の部分に、選択した単語が挿入されます。%22 は引用符「"」の意味なので、不要であれば、%22 を削除しても可。

2013年2月16日土曜日

properties ファイル翻訳顛末記

properties ファイルを翻訳するという仕事がきました。秀丸エディタ使用が条件。秀丸エディタは長年愛用しているので、問題なし。

でも、properties ファイルって、<キー>=<値>という形式になっていて、この<値>の部分だけを翻訳するという仕事でした。

客先から送られてきた作業指示書には「秀丸丸エディタでファイルを開き、=の後の部分を翻訳」と書かれているだけ。

目視で探すのは大変だし、繰り返しも多そうだし、これは、やっぱり、TRADOS の出番でしょう、と思い、TRADOS Studio 2009 に読み込んでみると・・・ Voila! 翻訳が必要な個所だけを抜き出して表示してくれるではありませんか。お利口ねえ。

と、喜んで作業し、訳文を生成。ところが、出来上がった訳文を秀丸エディタで開いてみると、文字化けしています。

入力したはずの日本語部分が、すべて Unicode になっていて、\u3053\u3093\u306b\u3061\u306f という感じの羅列になっています。

いろいろ調べてみると、properties ファイルは最終的に Unicode 変換して使うものなので、TRADOS の訳文生成プロセスに Unicode 変換までが含まれている模様。

ダメもとで、翻訳会社に「このままじゃだめですよね?」とお伺いを立てると、案の定、「秀丸エディタでの作業という指示なので、やはり、日本語を確認できるファイルになっていないと・・・」というお返事。

過去に同じ問題で困っている翻訳者さんの掲示板への書き込みを見つけました。その方は、TRADOS 2009 の翻訳メモリをエクスポート → TRADOS 2007 にインポートして自動翻訳という手順で解決なさった由。

同じことをしてみましたが、翻訳メモリのインポート段階でエラーが出て、インポートできません。

それでは、と再びネット検索して見つけたのが、秀丸マクロの escapers2。日本語を Unicode に変換し(native2ascii 相当)、その逆もやってくれるというマクロ。

さっそく、escapers2 と 田楽 DLLをダウンロード。

Hidemaru フォルダ内に macro というフォルダを作り、解凍した escapers2 と田楽をコピー。

秀丸エディタの [その他]-[動作環境]-[環境] で、[マクロファイル用のフォルダ]として、macro フォルダを指定。

これで、準備 OK。訳文生成した properties ファイルを秀丸エディタで開き、[マクロ]メニューから escapers を実行すると・・・見事、一発で Unicode 部分が元の日本語になりました。

めでたし、めでたし。

2011年9月30日金曜日

TRADOS 2007のエラー:訳文を生成できない

Word 上で TRADOS 2007 を使用して翻訳作業を行った後は、Translator's Workbench の[ツール]-[訳文を生成]を行いますが、何かの理由で正常に訳文が生成されないことがあります。

そんなときは、Word の[表示]メニューから[マクロ]-[マクロの表示]を選択し、tw4winClean.Main を実行します。

これで、TRADOS のタグと原文が消えて、訳文のみが残り、実質的にクリーンアップできます。

時々、お世話になっている解決策です。

2011年9月12日月曜日

TagEditor のエラー 80003

先日来、TRADOS TagEditor 2007 でテキストファイル(.txt)を読み込めないというエラーが何度も発生しています。

Error when using plug-in file filters:

Unexpected failure in Codepage property for COM plug-in component
RegExFileFilter. TextFileFilterScanner

Would you like to try to open this file anyway?

というエラーメッセージが表示され、Yes と No のどちらを選んでも、

80003: TagEditor is unable to open this document because the file type is not recognized.

と表示されるだけ。

ネットで解決策をいろいろ検索しましたが、決定打はいまだ見つからず。

翻訳会社から渡された pdf ファイルをテキストで書き出したファイルで発生しました。

それでは、Word ファイルに書き出してみたら・・・と思い、やってみましたが、やはり TagEditor は「そのファイル形式、わかりませ~ん」とおっしゃる。

txt ファイルを Word に読み込んで doc ファイルに変換してみても NG。

TagEditor のインストール時に EncodingTools.dll が正常に更新されないことが原因、という記事を見つけて、これは見込みがありそう、と思ったのですが・・・

The solution

The error message means that a dll called EncodingTools.dll wasn’t properly updated during installation. To fix it you need to delete this dll, and then install it again (or rather, the version of the dll that actually works).

Deleting the EncodingTools.dll:

1. If you’re running Windows XP, go to the Start menu and select Run. (On Vista, press the Windows key + R).
2. Type Assembly in the dialog box, and click OK. The Assembly list is displayed.
3. Right-click EncodingTools.dll and select Uninstall.
4. Go to C:\Program Files\SDL International\T2007\TT (or …\T2007FL\TT) and delete the file EncodingTools.dll.

Reinstalling the correct version of EncodingTools.dll:

1. On Windows XP, go to the Start menu and select Control Panel > Add or Remove Programs. (On Vista, go to Program Files and Features).
2. Select SDL Trados 2007 and click Change, then follow the wizard to repair your installation of TagEditor. (On Vista, simply click Repair).

You should now have the correct version of the EncodingTools.dll, and can work on your txt-files in TagEditor.

SMA sidespor から引用。)

この通りやってみようとしたのですが、ステップ 3 で EncodingTools.dll のアンインストールができません。「アクセスは拒否されました」とエラーメッセージが表示されます。

それなら、と、SDL International¥T2007FL¥TT フォルダの EncodingTools.dll(バージョン 1.0.0.0)を SDL Trados Studio¥Studio1 フォルダにある EncodingTools.dll(バージョン 1.0.0.1)で上書きコピーしてみたのですが、NG。

結局、解決策は見つかっていません。

仕方がないので、pdf を Word 文書に書き出し、Word 上で Trados を走らせて翻訳しています。

pdf を TRADOS Studio に直接読み込むという方法もありますが、分節区切りが正しく行われない箇所が多く、しかも、必ずと言っていいほど分節の結合ができないので、この方法は使えません。

2011年8月16日火曜日

Trados 2011、9 月発売予定

SDL Trados Studio 2011 がまもなくリリース。
SDL Trados Studio 2011 概要

まもなくっていつ? と思ったら、9 月中に発売予定とのこと。

Trados 2009 Plus を使っている私としては、そのライセンスがどうなるのか気になるところでしたが、

「すでにSDL Trados 2007 SuiteまたはSDL Trados Studio 2009をお持ちのお客様は、引き続きそれらを使用できます。」

とのことで、一安心。翻訳会社から Trados 使用が条件で来る案件のほどんどが Trados 2007 指定という現状では、2007、2009、2011 が共存できなければ困るわけで。

このあたりのことは、FAQ に書かれていました。
SDL Trados Studio 2011に関するFAQ

で、2009 Plus から 2011 へのアップグレード価格は、35,000 円のところ、今なら 31,500 円。

SDL Trados Studio 2011 Freelanceへのアップグレード

やっぱり、わずかだけど安い今のうちに買っておいた方がいいんだろうか。