2017年9月4日月曜日

タグの挿入

原文のタグを訳文に反映するには、いくつかの方法があります。

1) もっともオーソドックス(?)な方法は、Ctrl+Alt+↓ でドロップダウンリストを表示して、目的のタグを選択する方法。

2) 1) の応用として、開始タグと終了タグのペアを一度に入力する方法があります。先に訳文を入力し、タグで囲む部分を範囲選択してから、Ctlr+Alt+↓ を押します。表示されたドロップダウンリストから目的のタグを選択すると、開始タグと終了タグを一度に入力できます。

3) 原文分節全体を訳文分節にコピーしちゃいます(Ctrl+Insert)。タグも全部コピーされるので、必要な訳文を入力しながら、原文を削除していきます。
1 つの分節に含まれるタグの数が多いときには、タグを 1 つずつ、または 1 ペアずつ挿入するより速いです。

4) Copy Tags アプリを利用すると、原文分節のタグだけを訳文分節にコピーできます。原文を削除する手間が省けます。ただ、このアプリにも欠点があり、訳文分節に訳文が入力されていない状態でないと動作しないようです。

2016年5月5日木曜日

TRADOS から Microsoft 用語検索を直接利用する

Windows Server の UI 用語が多数登場する原稿が来ました。こういう時に便利なのが、Microsoft ランゲージ ポータル です。このページの「用語検索」で、Microsoft 製品の UI 用語の訳語を確認できます。

そして、Weblookup! を利用すると、さらに作業が簡単になります。Weblookup! については、以前の記事 「TRADOS Studio 2011 から 2015 へアップグレード、Web Lookup! をインストール」でご紹介しましたが、TRADOS Studio 2014 および 2015 で使えるプラグインです。Microsoft ランゲージ ポータルに限らず、Google 検索をはじめ、TRADOS から直接、多数のサイトで用語検索ができます。

TRADOS で用語をネット検索したいとき、通常は、調べたい用語をコピーして、ブラウザの検索ボックスにペーストして検索しますよね。Weblookup! を使うと、このコピペの手間が省けます。

たとえば、TRADOS で作業中に Microsoft ランゲージ ポータルで用語を検索したい場合、TRADOS のエディタ画面で調べたい用語を選択し、右クリックして [Weblookup] を選択するか、Alt+F8 を押すだけで、Microsoft ランゲージ ポータルで用語検索ができます。

これを実現するには、Weblookup! に少々手を加える必要があります。

Weblookup! には、すでに「Microsoft Terminology」が登録されていますが、デフォルトの状態では日本語の検索ができないので、「Microsoft Terminology」の URL を次のように変更する必要があります。

https://www.microsoft.com/language/ja-jp/Search.aspx?sString={phrase}&langID=ja-jp

具体的な変更手順は、前の記事 を参考にしてください。


2016年1月26日火曜日

TRADOS Studio 2011 から 2015 へアップグレード、Web Lookup! をインストール

ひさびさに TRADOS をアップグレードしました。TRADOS Studio 2014 は見送ったので、TRADOS Studio 2011 から 2015 へのアップグレードです。

Studio 2011 から 2015 へ直接アップグレードすることはできず、いったん 2011 から 2014 へライセンスのアップグレードを行い、それから 2015 へアップグレードする必要がありました。2014 から 2015 へライセンスのアップグレードを行うと、2015 のアクティベーションコードが表示されます。

これでようやく Studio 2015 のファイルをダウンロードできました。

ダウンロード後、インストールして、Studio 2015 を起動。先ほど表示されたアクティベーションコードを入力。これでインストールは完了。

Stuido 2011 から Studio 2014 へライセンスをアップグレードする必要はありましたが、2014 をインストールする必要はありませんでした。

Studio 2011 Freelance Plus から Studio 2015 Freelance Plus へのアップグレードは 38,000 円でした。

Stuido 2015 のインストール後、Studio 2011 を起動してみましたが、無事に同時起動できました。


★ Weblookup! プラグインをインストール

Weblookup! プラグインは、TRADOS Studio 2014 および 2015 で使用できるプラグインです。TRADOS のエディタ画面で単語を選択して右クリックし、コンテキストメニューから [Web Lookup] を選択すると、インターネット検索で単語を調べられるというもの。

Weblookup! は ここ からダウンロードできます。

TRADOS を起動したままだと正常にインストールされないので、TRADOS を終了してから、ダウンロードしたファイルをダブルクリック。これでインストールは完了。

TRADOS を起動すると、[表示] タブに [Web Lookup Results] アイコンが表示されています。



このアイコンをクリックすると、エディタ画面の下に [Web Lookup] ペインが表示されます。ペインの右上角の画鋲のアイコンをクリックすると、浮動表示になり、好きな位置へ移動できます。



TRADOS エディタ画面で調べたい単語を選択して右クリックし、コンテキストメニューから [Web Lookup] を選択すると、[Web Lookup] ペインに検索結果が表示されます。

デフォルトのままでは、英語の検索結果が表示されるので、訳語を調べる役には立ちません。そこで、[Web Lookup] ペインの左側にずらりと表示されている検索サイトリストの最後までスクロールして、[Settings] をクリック。[Define Web Lookup Methods] ダイアログが表示されます。



私は Google 検索をよく使用するので、まず、ダイアログ左端の上向き矢印を使用して、[Google Search] をリストのトップへ移動します。
Google Search のデフォルトの URL は https://www.google.com/#q=%22{phrase}%22 になっています。これを、たとえば、次のように編集します。

https://www.google.co.jp/search?q=%22{phrase}%22+意味

これで、日本語の検索結果が表示されます。{phrase} の部分に、選択した単語が挿入されます。%22 は引用符「"」の意味なので、不要であれば、%22 を削除しても可。

2015年3月21日土曜日

e-tax エラー SC00X010 に泣く

今年も無事に確定申告が済み、還付金が振り込まれました。

が、今年は e-tax エラー SC00X010「IC カードを認識できませんでした」が表示されて、かなり無駄な時間を費やしました。

状況
昨年まで確定申告に使用していた(e-tax ソフトがインストールされていた)パソコンが古くなったので、買い換えました。古いパソコンの OS は Vista でした。新しいパソコンの OS は Windows 7 です。e-tax ソフトは e-tax ホームページからダウンロードできるし、ルート証明書などもダウンロードできるはずだし、問題はないと思っていました。

今年は電子証明書も期限切れなので(電子証明書の有効期間は 3 年間)、市役所へ行って、電子証明書の更新もしなければなりませんでした。

途中経過
ところが、IC カードリーダライタのデバイスドライバがありません。これもかなり古い物なので、Windows 7 対応のドライバがありません。安い物なので、買い換えることにしました。

ネットで適当な IC カードリーダライタを見繕って、注文。2 日後には着きました。


今回購入した IC カードリーダライタ。CLOUD2700-NTTCom。¥2,498

IC カードリーダライタをインストールし、e-tax ソフトをインストールし、JPKI(公的個人認証サービス利用者クライアントソフト)をインストールし、ルート証明書もインストールし、これで OK、と思ったのですが、SC00X010 エラーが表示されて、作業が進みません。

いろいろやってみても埒が開かないので、e-tax ヘルプデスクに電話。どうやら、インストールする順番が重要なようで。すべてアンインストールして、言われたとおりの順番でインストールしてみましたが、NG。

解決策
ネットで検索して、正しい順番と思われるものを発見。

1. IC カードリーダライタのドライバ

2. ルート証明書

3. JPKI

4. e-tax ソフト

再び、全部アンインストールして、この順序でインストールし直したら、Voila! 今度はうまくいきました。

しかし、こんなに苦労したのに、来年からは住基カードからマイナンバーカードに変更になるらしく。またまた面倒な手続きが待っていそう・・・。

2013年5月15日水曜日

仕事用のチェア


ハイバック リクライニング メッシュチェア ¥8,980/sanwadirect

1 日の大半をデスクに向かって過ごす翻訳者にとって、チェアの良し悪しは非常に重要。

チェアもピンキリで、10 万円以上するものから、数千円で買えるものまでさまざまですが、私が考える最低条件を満たしているチェアは、1 万円前後で買えます。

で、私が考えるチェアの条件とは・・・

・ 座面高さ調節
・ ランバーサポート

は当然のこととして、そのほかに・・・

1) メッシュバック

特に夏場は、背もたれがメッシュでないと、背中に汗をかいて不快です。クーラーを付けるほどではないけれど、扇風機の風に当たりたいというときも、メッシュバックなら扇風機の風が通って快適。

2) アームレストの高さが調整可能

仕事の内容によっては、キーボードだけでなくマウスを多用するときもありますが、そんなとき、アームレストがないと、肩こりの原因になります。また、アームレストがあっても、高さを調整できなければ、無意味。腕の長さは一人ひとり違いますし、デスクの高さと腕の長さに合わせて高さ調整できることが must。

3) アームレストの角度調整可能

高さよりは重要性が低いかも、ですが、アームレストの角度も変えられる方が便利。

2013年2月16日土曜日

properties ファイル翻訳顛末記

properties ファイルを翻訳するという仕事がきました。秀丸エディタ使用が条件。秀丸エディタは長年愛用しているので、問題なし。

でも、properties ファイルって、<キー>=<値>という形式になっていて、この<値>の部分だけを翻訳するという仕事でした。

客先から送られてきた作業指示書には「秀丸丸エディタでファイルを開き、=の後の部分を翻訳」と書かれているだけ。

目視で探すのは大変だし、繰り返しも多そうだし、これは、やっぱり、TRADOS の出番でしょう、と思い、TRADOS Studio 2009 に読み込んでみると・・・ Voila! 翻訳が必要な個所だけを抜き出して表示してくれるではありませんか。お利口ねえ。

と、喜んで作業し、訳文を生成。ところが、出来上がった訳文を秀丸エディタで開いてみると、文字化けしています。

入力したはずの日本語部分が、すべて Unicode になっていて、\u3053\u3093\u306b\u3061\u306f という感じの羅列になっています。

いろいろ調べてみると、properties ファイルは最終的に Unicode 変換して使うものなので、TRADOS の訳文生成プロセスに Unicode 変換までが含まれている模様。

ダメもとで、翻訳会社に「このままじゃだめですよね?」とお伺いを立てると、案の定、「秀丸エディタでの作業という指示なので、やはり、日本語を確認できるファイルになっていないと・・・」というお返事。

過去に同じ問題で困っている翻訳者さんの掲示板への書き込みを見つけました。その方は、TRADOS 2009 の翻訳メモリをエクスポート → TRADOS 2007 にインポートして自動翻訳という手順で解決なさった由。

同じことをしてみましたが、翻訳メモリのインポート段階でエラーが出て、インポートできません。

それでは、と再びネット検索して見つけたのが、秀丸マクロの escapers2。日本語を Unicode に変換し(native2ascii 相当)、その逆もやってくれるというマクロ。

さっそく、escapers2 と 田楽 DLLをダウンロード。

Hidemaru フォルダ内に macro というフォルダを作り、解凍した escapers2 と田楽をコピー。

秀丸エディタの [その他]-[動作環境]-[環境] で、[マクロファイル用のフォルダ]として、macro フォルダを指定。

これで、準備 OK。訳文生成した properties ファイルを秀丸エディタで開き、[マクロ]メニューから escapers を実行すると・・・見事、一発で Unicode 部分が元の日本語になりました。

めでたし、めでたし。

2012年6月29日金曜日

マシン退院

HD が異音をたてるということで、先週の木曜日にサポートに電話し、金曜日に入院したマシン。1 週間から 10 日かかるという話でしたが、予定より早く、一昨日の水曜日の夜、帰ってきました。

同封されていた伝票によると、故障していたのは HD ではなくパワーサプライ(電源装置)でした。パワーサプライを交換し、内部の掃除を行い、動作テストを入念に行った由。

さっそくセットアップして動作確認。HD はそのままなので、すぐに使えるかと思いましたが、デバドラ(デバイス ドライバ)のインストールが自動的に開始され、かなり時間がかかりました。

でも、HD でなくてよかった。HD の交換だったら、Windows Update とか、お気に入りのアプリの再インストールとか、やらなきゃいけないことがわんさかあったはず。

まずはめでたし、めでたし。

いつも 2 台使って仕事しているので、1 台だけだと効率が悪かった。いつも、1 台でおもな仕事をして、もう 1 台はネット検索で用語を調べたり、ソースクライアントの web ページで参考資料を探したり。集中力が途切れてきたら、もう 1 台でニュース映像を見たり・・・なんてこともしていたので、1 台だけだと、どうにも寂しくて。

マシンの突然の不調に備えて、保険の意味もあって始めた 2 台使いですが、今ではすっかり 2 台の生活に慣れてしまっていることを実感した 6 日間でした。