2018年10月3日水曜日

Google Translator Toolkit の編集ボックスが小さい

新しい取引先が増え、memsource、memoQ、Google Translator Toolkit(GTT)の 3 つのオンライン CAT ツールを初めて、しかも立て続けに使用しました。いずれも一長一短がありますが、memsource や memoQ と比較して GTT の最大の欠点は編集ボックスのフォント サイズが変更できないことじゃないだろうか。フォント サイズが小さすぎて、訳文を入力するのに目が疲れます。これ、どうにかする方法はないんでしょうか?

GTT の長所は、機械翻訳をクリック 1 つで取り込めること。しかも、機械翻訳の精度がかなりいい。それだけに、これが落とし穴になる可能性もあるのですが。

memoQ は、用語集と違う訳語を使用すると、QA チェックでエラーになります。セグメントごとにエラーを確認できるので、その場でエラーを修正できるのは good。ただし、今回は用語集の質が低かったので、余分な時間を取られました。
用語集への単語の登録が簡単にできるのも特長。ただし、今回はそれが災いして、質の低い用語集になっている気もしました。
QA チェックを実行すると、エラーがリストアップされ、エラーを選択すると、該当する原文と訳文のセグメントが表示され、その場で修正できるのが good。

memsource を使う機会もありました。数年前にローカル版の memsource を使ったときには、非常に使いにくく、もう二度とゴメンと思ったのですが、クラウド版の memsource はなかなか使いやすかったです。

2018年6月8日金曜日

翻訳者の卵・初心者さんへ - マスターしておくべきこと

タッチタイピング

翻訳学習中にタッチタイピングをマスターしておくことをお勧めします。曲がりなりにもプロの翻訳者として通用するためには、1 日 に 2,000 ワードはこなしたい。そのためには、タッチタイピングは必須です。

原文を読む → 訳文を考える → 訳文を出力する

というのが翻訳という作業ですが、最初の矢印、つまり、原文を見て訳文が頭に浮かぶまでの時間を短縮するには、経験、訓練、お勉強が必要です。
でも、2 番目の矢印、つまり、頭に浮かんだ訳文をキーボードに打ち込む作業は、タッチタイピングをマスターすることによって、初心者のうちにスピードアップできます。

我流ではなく、この際、ちゃんとしたタッチタイピングをマスターしておきましょう。私の場合、図書館で独習書を借りてマスターしましたが、いまはネット上にもタイピング練習ソフトがあるみたいです。

TRADOS

安い買い物ではないので、初心者さんにお勧めするのは少しためらわれるのですが、TRADOS の操作方法をマスターしておけば、トライアルを受けられるチャンスが増えるのは確かです。

最初に購入するときには覚悟のいる値段ですが、バージョンアップの際にはかなり安い値段でバージョンアップできます。